研究活動レポート / 持丸 正明 / 岡田 志麻 / 定藤 規弘
定藤規弘フェロー、持丸正明フェローが立命館大学スポーツ健康科学総合研究所シンポジウム「Well-beingの実現に向けたスポーツ健康科学」で講演しました
2023 / 06 / 28
2023 / 06 / 28
立命館大学スポーツ健康科学総合研究所の発足を記念し、2023年6月26日にシンポジウム「Well-beingの実現に向けたスポーツ健康科学」が開催されました。
定藤規弘フェローが「個人のWell-being実現に向けて:脳神経科学の観点から」と題する講演でWell-beingが「快適」という知覚的側面と「やりがい」という主観的・心理的側面から構成されることや、人を褒めることで内発的動機付けを喚起することができ、Well-beingが学習可能であることなどを、先行研究に触れ説明しました。
続いて持丸正明フェローの講演「個人のWell-being実現に向けて:未来におけるWell-beingの観点から」では実世界における体験をそのまま仮想空間(メタバース)へ移植するのではなく、両者の間に位置する「インターバース」という概念が両者を架橋することで価値を還流・拡張し、将来的にバーチャルエコノミーの拡大が期待できることなどを紹介しました。
その後、岡田志麻フェローらも参加し、心理学・社会福祉等の観点や「健康・長寿の実現」「スポーツを通じたQOL」「まち・社会の健康の実現」という本研究所3つの柱からどのようにWell-being実現に貢献できるかディスカッションを行いました。
岡田フェローが副所長を務めるスポーツ健康科学総合研究所の詳細はこちらからご覧ください。