小林洋一アソシエイトフェローが立命館中学校で中学3年生に講演しました

2024年12月16日、立命館中学校とRARAが連携し、中学 3 年生に研究の面白さ・楽しさを伝えることを目的としたセミナーを実施しました。講演者として登壇した小林洋一アソシエイトフェローは、大学進学から研究者になるまでの過程や、現在取り組んでいる研究について紹介し、進路選択を控えた生徒に向けて「自分が興味を持ったものに、ぜひ自分から一歩踏み出してほしい」とメッセージを送りました。

講演後、小林アソシエイトフェローがカナダのトロント大学にJSPS海外特別研究員として渡り、苦手だった英語を克服しながらキャリアを切り開いたエピソードに刺激を受けた生徒や、社会問題になっている有機フッ素化合物(PFAS)に関心を持った生徒等からの質問に対し、丁寧に回答しました。また、講演で紹介した様々な化学反応の実験の様子や、有機フッ素化合物(PFAS)を光触媒で分解できることを発見したエピソードに関連して、自身が立てた仮説を実験を通して証明することの面白さや気持ちよさを味わってみたいとのコメントも寄せられ、盛況のうちに終了しました。