橋本健志アソシエイトフェローらの研究成果が国際学術雑誌Brain and Behaviorに掲載されました

2025年1月、橋本健志アソシエイトフェローとRARA学生フェローの村上嘉野さんらが共同執筆した研究論文が、国際学術雑誌Brain and Behaviorに掲載されました。

習慣的な身体活動は、ポジティブな心理的機能を反映する心理的well-being (Psychological well-being: PWB) の向上に寄与することが、疾患の有無を問わず若年層〜高齢者と幅広い属性を対象に報告されてきました。本研究は、「身体活動がどのようにPWBを向上させるのか」を説明する生理学的な機序に迫り、心理生理的因子、身体活動、PWBの関係について横断的に研究した結果、身体活動に伴う「副交感神経機能の向上」という生理的変化が、PWBの向上に寄与する可能性が示唆されました。

論文名 ：Heart Rate Variability: A Psychophysiological Factor Related to Both Regular Physical Activity and Eudaimonic Well-Being Among Young Adults
著 者 ：Yoshino Murakami, Daisuke Goto, Hayato Tsukamoto, Kazuho Yamaura, Takeshi Hashimoto
発表雑誌 ：Brain and Behavior
掲 載 日 ：2025年1月26日
U R L ：https://doi.org/10.1002/brb3.70284