研究活動レポート / 山根 大輔
山根大輔アソシエイトフェローのチームがディープテックグランプリ2024で最優秀賞を受賞しました
2024 / 09 / 10
2024 / 09 / 10
2024年9月7日、山根大輔アソシエイトフェローが代表をつとめるチーム「エスメムス(テーマ名:電池・配線不要、どこでも置くだけワイヤレスセンサ)」が、ディープテックグランプリ2024で最優秀賞を受賞しました。
本イベントでは、株式会社リバネスが展開するテックプランター2024に応募した336チームのうち、ファイナリストに選出された12チームが、テクノロジーを活用し、多様な社会課題の解決に繋がりうる基盤技術開発に向けた想いを熱くプレゼンテーションしました。山根アソシエイトフェローはチームの代表として、チームが開発した環境振動発電技術について発表を行いました。本技術は、2030年頃に予想される超大量センサ社会に向けて、半導体、自動車、化学など様々な産業分野で、生産性向上や省人化に貢献する可能性を秘めています。山根アソシエイトフェローは今後起業し、本技術の社会実装を目指していきます。その熱意が審査員に評価され、受賞にいたりました。
詳しくは以下をご覧ください。
なお、本研究の一部はJST 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)JPMJTR22R5の支援を受けて実施されました。
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本イベントに先立ち、8月31日に開かれた株式会社リバネス主催の超異分野学会2024 大阪・関西大会において、パネルディスカッション「はじめての社会実装ー研究者は創業期の壁にどう向き合う?ー」(セッションパートナー:UntroD Capital Japan株式会社)にパネリストとして登壇しました。
山根アソシエイトフェローは、オール半導体プロセスによるエレクトレットとMEMSの集積化技術について事業化を推進しており、革新的な技術を社会に実装していく際に生じる課題や向き合い方について、他のパネリストと意見交換を行いました。