長谷川知子フェローが立命館大学大学院入学式で記念講演を行いました

2024年4月2日、長谷川知子フェローが立命館大学大学院入学式で登壇し、「気候変動と食料問題について」と題して記念講演を行いました。この春入学する1,692人の大学院生の中から、未来の研究者が誕生することに期待を込め、自身の研究活動や研究者としての考え方を紹介しました。

長谷川フェローは、シミュレーションモデルを用いて気候変動対策が与え得る食料・飢餓への悪影響を世界をリードする形で明らかにし、ネイチャー誌で多数の研究成果発表を行ってきました。気候変動が作物生産に与える影響が研究の主流であった中、気候変動対策の影響に着目し、その研究成果が国際的に高く評価されています。

自身の研究活動や経験から、大きな目標を持つことの重要性、そしてそれを達成していくための考え方や物事の進め方について説明し、大学院生に向けて若いうちは思う存分やりたいことに取り組んでほしいとエールを送りました。