研究活動レポート / 廣野 美和
廣野美和アソシエイトフェローらの研究成果がEast Asia Forumに掲載されました
2024 / 03 / 27
2024 / 03 / 27
廣野美和アソシエイトフェローが参加しているオーストラリア国立大学との共同研究プロジェクト“Enhancing Australia-Japan Cooperation: New Approaches to Minilateralism”の研究成果が、East Asia Forumに掲載されました。2023年11月に実施したワークショップで議論した内容を4本の記事にまとめ、インド太平洋地域における日本とオーストラリアのミニラテラリズムを安全保障、経済、ガバナンスなどの視点から多角的に考察しています。
廣野アソシエイトフェローは本プロジェクトにおいて、中国が経済やガバナンスに焦点を当て、途上国を包摂するミニラテラリズムの枠組みを構築しているのに対し、日本とオーストラリアのミニラテラリズムは安全保障を中心としていることを指摘し、それぞれの取り組みを実例を紹介しながら比較・分析しています。
なお、本研究成果は、豪日交流基金の支援を受けたDavid Envall氏(オーストラリア国立大学)との共同研究の成果の一部です。
研究の詳細は以下のリンクより記事をご覧ください。
“Australia, Japan and the new web of Indo-Pacific minilateralism”
“The Quad’s growing focus on maritime security”
“How Australia and Japan can boost minilateralism to counter Chinese influence”
“Minilateral solutions to the geoeconomic challenges facing Japan and Australia”