研究活動レポート / 田中 覚 / 廣野 美和 / 小川 さやか

AJIグローバル・シンポジウム2024に田中覚フェロー、廣野美和アソシエイトフェロー、小川さやかフェローが登壇しました

2024 / 02 / 29

2024 / 02 / 29

2024年2月18日、アジア・日本研究所(AJI)グローバル・シンポジウム2024「立命館発 これからの価値創造と 私たちの羅針盤 : アジア・日本研究からの発信」を開催しました。田中覚フェロー、廣野美和アソシエイトフェロー、小川さやかフェローがパネルディスカッションに登壇し、発表および総合討論を行いました。

 

田中フェロー
発表テーマ:「デジタル化・AI時代の生き方・考え方:ビジュアル・シンキングの未来」

21世紀のビッグデータ時代の到来から、現在迎えようとしている生成系AI支援ビジュアル・シンキングのフェーズまでの流れと詳細を説明し、ICTが提供する協働作業支援環境とビジュアル・シンキングを活用した文理融合の議論や研究の可能性について述べました。

田中先生AJIシンポジウム

 

廣野アソシエイトフェロー
発表テーマ:「中国の経済力と政治力がゆるがす世界の秩序:アジア太平洋から発想力を鍛える」
途上国について米国と中国の二項対立の世界を前提に考えられることが多いですが、多様性に満ちた途上国の人々が世界秩序や米中関係、また中国の支援をどのように認識しているのかに注目し、現場に関する想像力・発想力を鍛え、次世代を生きる力である共感力を養うことが重要であると述べました。

廣野先生AJIシンポジウム

 

小川フェロー
発表テーマ:「ネット新時代の起爆力と現場のパワー:アフリカ研究と文化人類学からの提言」
アフリカにおける、テクノロジーの導入により途上国が一気に発展するリープフロッグ型発展と、それにより形成されている既存の慣習と最新のテクノロジーが融合した独自のデジタル・インフォーマル経済について解説し、テクノロジーをどのように使い、どのような社会経済をつくるのか、また経済の中に人間同士のやり取りをいかに再興するかについて、いろいろな方法があるのではないかと述べました。

小川先生AJIシンポジウム

 

 

 

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