研究活動レポート / 中川 毅 / 北場 育子

中川毅フェローと北場育子アソシエイトフェローが国際学会で分析サービス事業POLARISの国際的な受注開始を発表しました

2023 / 08 / 03

2023 / 08 / 03

中川毅フェローと北場育子アソシエイトフェローが、イタリア・ローマで開催された国際第四紀学連合(INQUA)第21回大会にブースを出展し、化石花粉の超高純度抽出と年代測定サービスであるPOLARIS(ポラリス・POLlen RAdio-ISotope)の提供を国際的にスタートさせることを発表しました。

 

中川フェローがセンター長を、北場アソシエイトフェローが副センター長を務める立命館大学古気候学研究センターを中心とするグループは、2021年1月よりPOLARISのサービスを国内限定で提供してきました。

 

本サービス事業は、堆積物から化石花粉を超高純度抽出する同研究センターの独自技術をもとにしたもので、地質学や考古学に限らず災害予測、防災施策、土木・建設事業などにも大きな波及効果を持ちます。そのため、同事業の国際展開開始が待たれていました。

 

古気候学研究センターは2019年に、POLARIS事業を国際展開するために英オックスフォード大学と研究協力覚書を締結しました。
その後コロナの影響でサービスの提供開始が遅れていましたが、今回オックスフォード大学と共同でブースを出展し国際的に受注を開始することを正式に発表しました。

 

詳しくは以下のページをご覧ください。
立命館大学古気候学研究センターウェブサイト

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