布山美慕アソシエイトフェローの研究成果がEntropyに掲載されました

布山美慕アソシエイトフェローが執筆した論文が、Entropyに掲載されました。

私たちは、ときとして言語で表現できない、しかし一貫性のある理解や経験を、読書によって得ることがあります。本論文では、こういった言語で表現できないが一貫性を持つ理解の読書における構築過程を、量子情報処理の概念である「純粋化」としてモデル化し、purification comprehension hypothesisとして提案しました。読書理論と量子認知をつなぐ、学際的な研究です。

論文名：Comprehension as Purification in Reading
著者：Miho Fuyama
発表雑誌：Entropy
掲載日：2025年12月17日
URL：https://doi.org/10.3390/e27121261