研究活動レポート / 中川 毅

中川毅フェローらが水月湖で11年ぶりに年縞の掘削調査を行います

2025 / 06 / 11

2025 / 06 / 11

中川毅フェローがリーダーを務める研究グループが、三方五湖の1つ、水月湖で11年ぶりに年縞の掘削調査を行います。開始にあたり6月1日に水月湖の近くで記念の式典が開かれました。

 

水月湖には7万年分45メートルの年縞があり、奇跡の湖とも呼ばれています。2006年の掘削調査で中川フェローらのグループが採取した試料は、考古学や地質学における年代測定の「世界標準のものさし」に採用されました。今回の掘削で新たな試料を確保し、過去の気候の変化や年代測定の高精度化に向けた研究を進めます。

 

11年ぶりの掘削調査を記念し、福井県年縞博物館と関連施設では様々なイベントが予定されています。6月29日には北場育子アソシエイトフェローが年縞博物館でガイドツアーを、また7月13日には中川フェローがリブラ若狭で年縞掘削記念トークショーを行います。詳しくは以下のフライヤーをご覧ください。

年縞掘削記念イベント一覧(フライヤー)

 

掘削調査について、複数のメディアで取り上げられました。詳しくは以下のページをご覧ください。

読売新聞オンライン「水月湖年縞 有終の掘削…6月から11年ぶり」

福井テレビ「“奇跡の湖”で11年ぶりに年縞の掘削へ 水月湖に眠る7万年分の年代の「世界標準ものさし」高精度化」

 

 

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