折笠 有基

RARA

電池・水素エネルギーデバイス解析に基づく
革新的な反応原理の創世

電池・水素エネルギーデバイス解析に基づく
革新的な反応原理の創世

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FELLOW PROFILE

2005年京都大学総合人間学部卒業、2010年同大学大学院人間・環境学研究科修了。 博士(人間・環境学)。
京都大学産官学連携本部特定助教、同大学院人間・環境学研究科助教、立命館大学生命科学部准教授を経て、2021年より教授(現職)。

カーボンニュートラル(脱炭素)に向けて、重要な鍵となる「電池」の追求

二次電池、燃料電池、水電解等の電気化学エネルギー変換デバイスは、カーボンニュートラルに向けて大きな役割を果たすと期待されています。デバイスの高性能化を実現するために、逐次的に進行する、空間・時間的に広範囲にわたる反応機構を、放射光科学を駆使して学術的に理解しこれを産業界と共有することにより開発へ反映していきます。これらを通じて、電池・水素エネルギーデバイスの解析研究推進と新規反応原理の創世を目指していきます。

 

学術研究を通して産業界の発展に貢献するだけでなく、持続可能な地球環境の実現に寄与できると考えたことが、この研究テーマを設定した理由です。二次電池・燃料電池を対象にした基礎研究からデバイス応用および、経済や倫理の観点など多角的に未来社会を構想できる研究コミュニティーの創出・産学連携の推進を通し、カーボンニュートラルに貢献することを目標としています。

 

今後のロードマップは、研究拠点育成のための基盤情報を取得することから描いていきたいと考えています。
電気化学デバイスから発展可能な研究領域(カーボンニュートラル関係のデバイス、半導体工学、経済学、社会政策等)を推進する研究体制を構築して、国内外の研究開発動向・社会情勢の整理を行っていきます。さらに、産業界と共同でプロジェクト提案を推進するため、電池・水素エネルギー分野でカーボンニュートラルを推進するための連携先を検討していきます。

 

本研究は、キャンパスのカーボンニュートラル化を促進するためのモデルを創生することに寄与すると考えています。電気化学エネルギー変換デバイスの基礎研究を発展させて、産業界および国際的な連携を進めて、持続可能な地球環境を実現していきたいです。

 

―― パートナーシップについて
二次電池、燃料電池、水電解等の電気化学エネルギー変換デバイスに関わる分野でカーボンニュートラルの実現を目指す企業とパートナーシップを組んでいきたいと考えています。家電、自動車、材料だけでなく、社会政策まで含めた幅広い領域がその候補にあげられると思います。

 

―― 研究連携で大切にしていること
一方で、二次電池・燃料電池の研究では国内外で、場所および研究実施者が偏在している状況が見られます。本研究活動をベースに社会科学を含めた広い分野からの研究を統合し、アジア地域での研究進展、多様な生き方を尊重した研究計画の実現をはかることを、連携においては重要視していきたいと思います。

 

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