研究活動レポート / 田中 覚
田中覚フェローらの研究がACM Multimedia 2024で発表されました
2024 / 11 / 01
2024 / 11 / 01
田中覚フェローらの研究が、オーストラリアのメルボルンで開催されたマルチメディア分野のトップカンファレンスのひとつ、ACM Multimedia 2024 で発表されました。2024年の会議では、4,385件の投稿の中から約26%にあたる1,150件の論文が採択されました。田中フェローらの論文は、採択論文の中でもさらに難関の口頭発表(3.87%)に選ばれました。発表された論文は、インドネシアのユネスコ世界遺産・ボロブドゥール寺院の「隠された基壇」の壁面レリーフを、残された古写真からAI技術を使ってデジタル立体復元し、可視化する技術に関するものです。口頭発表は、田中フェローの研究室で学位を取得し、現在も共同研究が続いている北京科技大学講師・潘姣氏によって行われました。
トップ写真:立命館大学情報理工学部教授・李亮 氏(左)・潘姣 氏(中央)、田中覚フェロー(右)
論文名 :Reconstructing, Understanding, and Analyzing Relief Type Cultural Heritage from a Single Old Photo
著 者 :Jiao Pan, Liang Li, Hiroshi Yamaguchi, Kyoko Hasegawa, Fadjar Ibnu Thufail, Brahmantara, Xiaojuan Ban, Satoshi Tanaka
発表雑誌 :MM ’24: Proceedings of the 32nd ACM International Conference on Multimedia
掲 載 日 :2024年10月28日(現地時間)
U R L :https://doi.org/10.1145/3664647.3681612
プレスリリース:https://www.eurekalert.org/news-releases/1063168