研究活動レポート / 赤間 亮
赤間亮フェローが高麗大学でデジタルアーカイブ研究に関する講演を行いました
2024 / 10 / 28
2024 / 10 / 28
2024年10月7日、赤間亮フェローが高麗大学で、マルチメディア型デジタルアーカイブとAIを活用したDH型研究に関する講演を行いました。
赤間フェローは講演の中で、日本におけるデジタルアーカイブという概念の誕生と推移、また、デジタル・ヒューマニティーズにおけるデジタルアーカイブの必要性について触れました。赤間フェローがセンター長をつとめる立命館大学アート・リサーチセンター(ARC)は、デジタルアーカイブの構築技術とノウハウを蓄積し、またデジタル化とそのデータベース化を高速に、大量に進めることができており、その理由について解説しました。そして、そのデジタルアーカイブを運用するARCリサーチスペースの構成を説明し、それを人文学研究者やグループが自身の研究環境として活用する「My Database」や「Virtual Institute」の機能についても紹介しました。さらに、そのリサーチスペースがもつデジタルツールとAIの導入状況を紹介し、AI時代のDH型リサーチスペース像についても述べました。