研究活動レポート / 桜井 良
桜井良アソシエイトフェローが立命館SDGsシンポジウムに登壇しました
2024 / 03 / 06
2024 / 03 / 06
2024年2月29日、桜井良アソシエイトフェローが立命館SDGsシンポジウム「いきものを守る―滋賀県・琵琶湖の現状と取り組み」にて、パネルディスカッションに登壇しました。本シンポジウムでは、昨今世界的な注目を集める「生物多様性保全」、特に本学びわこ・くさつキャンパスが所在する滋賀県・琵琶湖地域における取り組みや課題・展望を、行政・企業・研究者・学生の多様な視点から議論しました。
桜井アソシエイトフェローは野生動物管理(ヒューマンディメンション)、環境教育、そして市民科学に焦点を当て、生物多様性保全に向けた研究を行っています。パネルディスカッションでは、自身のゼミで行ってきた知床での実習を例に、地元の人と関係を構築し、研究を実践へ転換していくためには長期的にプロジェクトに取り組むことが重要であるとの考えを述べました。また、人間と動物が共存するためには「許容力」を人間が養うことが有効と考えられるとし、知床で子供を対象にヒグマに関する教育が行われているように、他の地域でも適切な教育を実施することができるのではないかと話しました。
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