研究活動レポート / 廣野 美和

廣野美和アソシエイトフェローとトリシア・ウィジャヤ専門研究員がグローバル中国研究シリーズの国際ワークショップを主宰しました

2024 / 02 / 26

2024 / 02 / 26

2月22日(木)、廣野美和アソシエイトフェローとトリシア・ウィジャヤ専門研究員がグローバル中国研究シリーズの国際ワークショップを主宰しました。

 

“Ten Years of the Belt and Road Initiative: New Policy Trends and Challenges in Southeast Asia” (一帯一路構想 の10年-東南アジアにおける中国政策の新たな動向と課題) と題した本ワークショップに、早稲田大学、香港城市大学、オーストラリア国立大学の研究者らを招聘し、議論を行いました。一帯一路構想の過去10年の実績とその傾向を振り返り、今後の一帯一路の変容とその方向性について検討しました。

 

中国の援助ガバナンスの変化、中国と日本の役割の相補性、一帯一路構想がタイとインドネシアにもたらした構造変革、一帯一路の受入国の国内機関が担う投資・援助ガバナンス形成、受入国における中国投資プロジェクトの再構築など、一帯一路を中心とした幅広いテーマについて、非常に有意義な議論が行われました。廣野アソシエイトフェローは、昨年10月にトリシア・ウィジャヤ専門研究員と共同実施したマレーシアでのフィールドワークに基づいて、マレーシア国内機関による東海岸鉄道投資プロジェクトの再形成過程について報告しました。

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