研究活動レポート / 岡田 志麻 / 荒井 秀典

荒井秀典フェローと岡田志麻フェロがシンポジウム「超高齢社会における高齢者のWell-being向上への挑戦」に登壇しました

2024 / 02 / 06

2024 / 02 / 06

2024年1月29日(月)、立命館大学スポーツ健康科学総合研究所シンポジウム「超高齢社会における高齢者のWell-being向上への挑戦」に、荒井秀典フェローと岡田志麻フェローが登壇しました。

 

荒井フェローは、「立命館大学に老年学研究グループを立ち上げる意義」と題した基調講演を行いました。高齢者のWell-beingを達成するためには、エイジングに伴うフレイル、サルコペニア、認知症等を予防しながら疾病を治療することが必要であると強調し、医学や社会科学など様々な学問の知を結集して立命館大学を中心に老年学研究拠点を形成することの意義を説明しました。

荒井秀典先生老年学

 

続いて岡田フェローは、「工学的アプローチを用いた高齢者のWell-being向上のためのイノベイティブ研究」をテーマに、Well-beingの主な構成要素のうちフィジカル、ソーシャル、コミュニティに着目し、歩行バランスや睡眠を増強する装置、こころの距離メータ、感覚拡張装置など、高齢者のWell-being向上を目的とした様々な開発技術について紹介しました。

岡田先生well-being

 

全ての講演終了後に荒井フェローがモデレーターをつとめる総合討論が行われ、岡田フェローをはじめとする登壇者に対しオンライン・オフラインともに質問が寄せられました。最後に、荒井フェローが改めて老年学研究拠点形成に向けての考えを述べ、シンポジウムを締めくくりました。

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