研究活動レポート / 桜井 良
桜井良アソシエイトフェローらが立命館大学大阪いばらきキャンパスで大阪府絶滅危惧Ⅰ類のキツネなどを発見しました
2025 / 05 / 07

2025 / 05 / 07
桜井良アソシエイトフェローとOIC総合研究機構の高畑優研究員の調査により、立命館大学大阪いばらきキャンパス(OIC)に大阪府絶滅危惧Ⅰ類のキツネを含む複数の食肉動物が生息していることが明らかになりました。桜井アソシエイトフェローらは、キャンパスに出没する野生鳥獣の種数を明らかにすることを目的に、2025年の1月から2カ月間、複数台の自動撮影カメラ(カメラトラップ)を設置しました。合計2,379本の動画を撮影し、キツネのほか、テンやタヌキなどを確認しました。
OICは2015年度に開設され、JR茨木駅から徒歩7分、四方を線路や高速道路、住宅地などに囲まれた都市型キャンパスです。生息地が開発され、大阪府内の大半の都市部でキツネやテンは絶滅したと考えられていたため、本研究は学術的に新しい知見を提供するものとなりました。
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