西浦 敬信

RARAアソシエイトフェロー

音響 × 心理イノベーションが共創するユニバーサルサウンドスケープ社会の実現

音響 × 心理イノベーションが共創するユニバーサルサウンドスケープ社会の実現

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FELLOW PROFILE

2001年奈良先端科学技術大学院大学 情報科学研究科修了。博士(工学)。
和歌山大学 システム工学部 助手、立命館大学 情報理工学部 助教授、准教授を経て、2014年より教授(現職)。

「音」のデザインを通じて、だれもが安心して安全に暮らせる街づくりを実現したい

先進的音響インフラを街づくりに活用することで、誰もが安全・安心に包まれる社会を実現したいと考えています。特にピンポイント音響技術に心理学を取り入れた音響×心理イノベーションにより、街中のあらゆる音を理解・認識し、街がひとに音で情報を伝えるユニバーサルサウンドスケープ社会を実現することで、誰一人取り残さない住み続けられる街づくりを実現することを目指しています。もの・ひと・まちが一体となった未来社会を産学官および市民により共創していきたいです。

 

もの・ひと・まちが一体となった未来社会の創造には、立命館学園が掲げるRitsumeikan Knowledge Nodes(RKN)を体系化する必要があると考えています。本研究テーマを推進することで分野横断型の学際研究をまとめるだけのリーダーシップや研究推進力が身につくと感じたため、このテーマを選択しました。

 

わたしの目標は、音の先進的研究拠点形成に基づく立命館音響ブランドを確立することです。
そのためには、音響技術に心理学的知見を取り入れた新たな音のデザイン研究領域を確立し、海外企業との産学連携によるサウンドスケープ社会の基盤構築を目指していきます。さらに多様な研究者らと連携/共創した研究成果の創出しアウトリーチ活動を重点化していきます。また、音の先進的研究拠点形成に向けて産学官連携プロジェクトの採択を目指していきたいと思います。

 

音のデザイン領域を社会形成に応用することで、未来社会の創造に大きく貢献できると考えています。

 

―― パートナーシップについて

目標を共有できる多様な研究者、具体的には文社系研究者、企業研究者、女性研究者、海外で活躍する研究者らとパートナーシップを組んで、大型の産学連携プロジェクトに挑戦したいと考えています。

 

―― 研究連携で大切にしていること

連携においては、目標やビジョンの共有/共感を大切にしたいと思っています。ビジョンに共感し共創可能な国内外の大学や研究機関と連携することで、互いに成長できると考えています。

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紹介写真

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