研究活動レポート / 中川 毅 / 小川 さやか / 岡田 志麻

第1回 RARA主催シンポジウムを開催しました

2024 / 02 / 02

2024 / 02 / 02

2024年1月25日、第1回 RARA主催シンポジウム「地球危機の時代に、どう挑むべきか──異分野をつなぐ「総合知」を目指して」を本大学朱雀キャンパスで開催しました。RARAより岡田志麻フェローが総合司会をつとめ、中川毅フェローと小川さやかフェローが対談・パネルディスカッションに登壇しました。

岡田フェロー(RARAシンポジウム)

(岡田志麻フェロー)

 

はじめに、仲谷善雄学長が「RARA設立の経緯とこれまでの活動、今後のビジョン」と題して、次世代研究大学の実現に向けた3つの目標やRARAの取り組みについて説明しました。

仲谷学長(RARAシンポジウム)

(仲谷善雄学長)

 

第一部に移り、小川さやかフェローと東京大学史料編纂所教授の本郷和人氏が登壇し、「現代人の『生きづらさ』の本質とは」 をテーマに対談を行いました。日本の歴史を振り返って現代の日本社会がどのような社会であるかを考え、また日本人とタンザニアの人々の考え方を比較しながら、現代の日本社会における「生きづらさ」を乗り越えるヒントを紐解きました。

小川フェロー(RARAシンポジウム)

(左:本郷和人氏、右:小川さやかフェロー)

 

次に第二部では中川毅フェローが加わり、「歴史から学ぶ──この地球的危機に人類はどう立ち向かうべきか?」と題したパネルディスカッションを行いました。気候変動や震災など予測困難な危機に対処していくバイタリティを持つことの重要性を強調し、歴史上の日本人やタンザニア人がどのように危機を乗り越えてきたかなどの具体例を挙げ、多角的に危機対処について話し合いました。

中川フェロー(RARAシンポジウム)

(左:本郷和人氏、中央:中川毅フェロー、右:小川さやかフェロー)

 

最後に、視聴者から寄せられた多くの質問やコメントに時間の許す限り回答し、シンポジウムを締めくくりました。ご参加いただいた皆様に心より感謝申し上げます。

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